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尿閉② [病気]

ご飯が食べられるようになって、
自宅療養、もしくは通院が必要ですが、猫ちゃんは、無事退院出来ました。
血液検査の結果が良くなかったので心配でしたが、
うれしいですね。

あっ、名前は「まるちゃん」です。元気に頑張ってもらいたいです。

(ブログでこういったお話はなかなかできないのですが、飼い主様のご好意で、うれしいご報告が出来るのに感謝です。)
ありがとうございました。
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猫の尿閉 [病気]

寒くなるこの時期には、トイレに長くしゃがんでいるという症状が多くなります。
オスに多く大体は膀胱炎程度ですが、症状が進行すると、
おしっこが全く出ないという状態になることがあります。

尿道に異物が閉塞するのですが、炎症産物や、尿石など様々です。
そのままでいると様々な合併症を引き起こします。

合併症でよく見られるものが、
(おしっこが出ないので、腎機能に影響が出ますがそれ以外に)
猫だけにというわけではないのですが、食事をしないことというだけで、
リピドーシスと呼ばれる病態になります。
色々なサイトで紹介されていますので、詳しくは割愛しますが、
黄疸という症状でわかるようになるでしょうか。

尿閉03.JPG
血液が、黄色になります。
もちろん皮膚の毛の薄い部分の皮膚や、粘膜が黄色になるのですね。
血液検査値は、
尿閉05.JPG
となっていて、多臓器不全です。

ここまで病気が進行しますと、治療が長引きますので早めの手当てが必要ということなのでしょう。


尿閉についてですが、
どうしてなるかとのご質問を良くされますが、
経験上、ストレスが問題なのでしょう(動物にはストレスがないという説もありますが・・・)。

トイレにすぐ行けない、引っ越し、周りの工事など些細なことで発症したりします。
数匹飼っていてその子だけということもしばしばですから、体質も影響するのでしょう。
なので、兄弟だからといってみんながなるわけでもないのですね。

尿閉の場合、おしっこは自力では出せませんから、
カテーテルで排出させてあげなければなりません。
特徴的な、血液と同じ位赤いおしっこが排出されます。
尿閉04.JPG
位相差像ですので普通見られるものとは違うかもしれませんが、
ほとんど赤血球の尿です。

あまりにも排出が悪い場合、カテーテルを留置して、
しばらくはそのまま固定するという処置が必要かもしれません。
尿閉01.JPG
上の写真の管内のものは血液では無く、尿ですが、真っ赤ですね。

当然食欲もありませんから、点滴でミネラル、水分の補給もすることになるでしょう。
尿閉02.JPG
状態によってですが、入院していただいて、静脈内輸液が必要になることもあります。
(状態や、飼い主様のご要望により、通院でということも選択されることもあります)


先程のリピドーシスを合併している場合、給餌も欠かせませんから、
そういった手当も必要です。


写真の猫ちゃんはぐったりしていて元気も無くなってしまっているので、
今入院中ですが、はやく回復してくれるようにと手当の最中というところです。
元気になってね!
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ブログを分けました [ご案内・アクセス]

こちらに検査メモをわけて表示しました。
(様々な検査を示しましたが、当院で全て可能というわけではございません。
必要であれば、二次病院をご紹介いたしております)
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2017-07-20 [ご案内・アクセス]

診療曜日変更のご案内です。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。


診療時間
10:00~12:00(受付11:30頃)
16:00~19:00(受付18:00頃)

祝・祭日はお休みとなります、年末・年始その他はお知らせいたします。

アクセス

動物病院地図.png
住所:神奈川県横浜市鶴見区平安町2-4-8フォーマットF

ご相談等、何でもお気軽にどうぞ。
(申し訳ありませんが少人数のため、お電話でのお問い合わせはご遠慮ください、
お問い合わせは、コメント欄にご記入下さるようお願いいたします。


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色々な方面から・・・

お問い合わせありがとうございます。

当方では、セカンドオピニオンを重要と考えており、
他院にてこんな治療を勧められた等のご相談など、お気軽にお問い合わせください。

そのほかの治療について、
治療データなどご持参下されば、色々な観点からご検討、ご相談いたしております。
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避妊手術、去勢手術 [手術]

避妊手術・去勢手術を受けられたい飼い主様へ。

手術ということですので、した方が良いか悪いかお悩みの事でしょう。
これらの手術は元には戻りませんので十分お考え頂いてからと思います。


参考のため下記に、代表的な問題点を作表しておきます。

問題点 結果 出展
前立腺癌:去勢(オス犬) 発生は変わらないが、進行の増加 Mol Cell Endocrinol. 2002 Nov 29;197(1-2):251-5.  
関節疾患・癌:ゴールデン・レトリバー 発生率の増加 PLoS One. 2013; 8(2): e55937.  
尿失禁:避妊(メス犬) 尿失禁の増加 Vet J. 2011 Jan;187(1):42-7.  
 
 
 

肥満や、ホルモンの問題、筋肉量の低下などによる問題(腰痛、関節痛、オスでは会陰ヘルニア・・・)、未成熟な泌尿器による問題(膀胱炎、尿石症・・・これは、早期の手術を避ければある程度緩和されます)も、
起こる可能性があります。


また手術ですから避妊・去勢手術特別ではなく、一般的な麻酔や手術による問題もあげられます。

たとえば、エコノミークラス症候群:急性肺血栓塞栓症も短時間の手術とはいえ危険がないわけではありません。
さらに、皮膚を切るので感染も0%とは言えません。(人の手術でも承諾書を書いた方がおられると思います)
これは、家での術後管理によっても左右されますから、十分な消毒を行っていても起こる可能性があります。
(傷をなめたり、引っかいたりしますとさらに増加します)


こう書いていくと、ネガティブなお話ばかりですが、
色々な先生がおっしゃっておられるように利点がないわけではありません。


もう子供はいらないといった場合、不要な出産の防止として行うことがあります。
家族が増えるのは大歓迎ですが、多すぎるのも大変ということです。

病気についてで良くいわれるのが、避妊(メス犬)すると、子宮蓄膿症にならない・・・などです。
子宮を摘出するので当然ですが、
実際には、卵巣だけ摘出するのと、卵巣と子宮ともに摘出するのではあまり変わらないようです。
Vet Surg. 2006 Feb;35(2):136-43.で、
犬における卵巣摘出と卵巣子宮摘出術の比較で、卵巣だけでも蓄膿症等は増加しないという報告です。
当然、違った報告もあるようですが・・・ 通常、卵巣を摘出すると子宮は委縮して退化してしまいます。

卵巣だけ摘出する場合、尿失禁が減るという報告もありますが、かわらないといった報告もあったりします。
(その他の利点としては手術時間の短縮につながります=傷の治り等々が良い)

また、乳腺腫瘍発生防止についても避妊(メス犬)するタイミングによって効果がまちまちのようです。

きっかけとして良くあることですが、性格については穏やかになる場合が多いですが、
その子その子によってどの程度かは事前になかなか判断できません。


色々書いてきましたが、
その他、ご不明なところはお気軽にご相談下さい(コメント欄で回答出来る範囲でお答えいたします)。

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ワクチンって? 感染症、ウイルス、細菌 [ウイルス(ワクチン)]

ワクチンは感染症を予防するものですが、副作用がないわけではありません。
軽くは発熱・・・  ですが、死亡する例もあります。
くわしくは、動物医薬品検査所のこちらで検索してみて下さい。

そんなことも起こる、ワクチンですが、
病気を予防してくれますので、自分の子供も含めて、動物にも行うわけです。
(予防のために体調を崩すのは誠に残念ですが、人のワクチン程安全であるとは言い切れません。)


犬のワクチンがある感染症   5種 8種~
  狂犬病    
  ジステンパーウィルス感染症
  パルボウィルス感染症
  犬伝染性喉頭気管炎(犬アデノウイルス2型)
  犬伝染性肝炎(犬アデノウイルス1型)
  犬パラインフルエンザウィルス感染症
  レプトスピラ感染症  
  コロナウィルス感染症  

犬用のワクチンは、2種、5種、8種以上となりますが、上の様な感じに分かれます。もちろんワクチンの製造元によって違います。
数が合わないのは、犬アデノウイルス2型で1型が防げたり、レプトスピラは細菌で何種かありますので、都合、数が増えるわけです。


猫のワクチンがある感染症   3種 4種
  狂犬病    
  汎白血球減少症ウイルス
  猫ヘルペスウイルス1型
  猫カリシウイルス
  猫白血病ウイルス  

猫用のワクチンは、3種、4種となります。
[当院では現在、白血病のワクチンは行っておりません。(かなりの発熱、元気消失が生じるので)]



接種上のポイントは人と同じで、時期と回数ですね。
下は3回の例です。(ある程度成長してからは、2回の時もあります。)
ワクチン概略.png
子供の頃数回必要なのは、1回では感染を妨げるだけ免疫力がついていないからで、
1度免疫がついてしまえば、あとはほとんどOKでしょうが、徐々に免疫が低下するので追加接種が必要となるわけです。
どの程度予防できるかは、検査(抗体価の測定)によってある程度確認できますが、実際問題(おもに費用)として、
なかなか確認までされる方はおられないのが実情です。
(ワクチンの追加接種より数倍費用がかかります。)


もちろん母乳で育てているのであれば、親からの免疫がありますね。
ですが、徐々に免疫が低下してくるのでやはりワクチン接種が必要となるわけです。
細かいようですが、親の免疫はワクチンを抑える様に働きますから、さらに時期が重要となるのです。
(ワクチンのタイプによっては親の免疫と反応しないものもあります)


ワクチンを打ったので大丈夫?

残念ながら、大丈夫とは言い切れません。
人のインフルエンザ程ではありませんが、
ウイルス、細菌のタイプによって、またその動物々の反応によってまちまちです。
なので、100%感染しないということはありませんので、その辺はご理解ください。


ワクチン防疫でよくいわれるのが、チャールズ・ニコルの法則(Charles Nicolle’s law)ですね。(シャルル・ニコル???)
今度は個体レベルではなく、集団レベルの予防はどうかということです。
チャールズニコル概略.png
簡単には上図のように4マスのうち3マスがふさがっていると広がらないというものです。
この場合、75%以上あればOKというわけです。

残念ですが、動物の移動や、気候、伝播経路など細かい事があるので実際にはもっと高い値になって、
それを、herd immunity threshold (HIT)と言って色々計算があるようです。

Vet. Ital., 40 (4), 611-615 によると、
牛(ブルータング:レオウイルスで、カによって媒介)のお話ですが、
80%ではOK、場所によっては95%~99%でもだめなことがあったそうです。
防疫も難しいですね。
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感染症って? 細菌、化膿 [細菌]

細菌感染=化膿ではありませんが、「≒」くらいではありますね。

治療は、抗生物質を使用しますが、最近は耐性菌が増加しています。(かなり前からですが)

耐性菌が出来ないよう、なるべく初診の方にはマイルドな抗生物質の使用を心がけておりますが、
他院にて治療歴がおありの方は、すでに耐性菌がいる場合があるので予めおっしゃって頂けると助かります。

化膿についてはこちらで、若干の抗生物質はこちらにてお話をしております。
タグ:細菌
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寄生虫って? [寄生虫]

動物(生物)のからだを生活の場(いっときのときもあります)として生きる生物をいいます。
おもな寄生虫個々の解説は、下の表をご覧ください。

健康上よくない事が多いので、退治=駆虫(くちゅう)することが多いですね。

駆虫の方法は、内服、外用・・・様々ですが、ポイントはその寄生虫の生活に合わせて行います。
普通、卵の状態のとき薬は効果がないので、卵が孵化するタイミングを見計らって数回必要となります。
駆虫概略.png


おもな寄生虫個々の解説        
昆虫類など ノミ ダニ シラミ カイセン、ミミダニ、ニキビダニ
線虫類 回虫 鞭虫 鉤虫 フィラリア
原虫類 トリコモナス ジアルジア コクシジウム バベシア、タイレリア

クリックするとリンク先に飛びます。

2017 5/27追加)こちらでお薬のお話をしました。
タグ:寄生虫
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ご案内 [ご案内・アクセス]


診療時間
10:00~12:00(受付11:30頃)
16:00~19:00(受付18:00頃)

祝・祭日はお休みとなります、年末・年始その他はお知らせいたします。

アクセス

動物病院地図.png
住所:神奈川県横浜市鶴見区平安町2-4-8フォーマットF

ご相談等、何でもお気軽にどうぞ。
(申し訳ありませんが少人数のため、お電話でのお問い合わせはご遠慮ください、
お問い合わせは、コメント欄にご記入下さるようお願いいたします。


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